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ホイサッサーズの宿敵 キャラクター情報 名前:ホイサッサーズの宿敵 よみ:ほいさっさーずのしゅくてき 性別:男性 学年:2年 部活:帽子部 所属陣営:屋外文化系部活動連合 必殺技:『援誤攻撃』宿敵に向かってホイサッサーズが攻撃を仕掛ける。 三人で囲んで棒で叩きまくって煙が晴れるとそこにはボロボロになった対戦相手が! 特殊能力:『援誤射撃』宿敵を発見したホイサッサーズがバズーカで宿敵を狙うがスコープが故障しており対戦相手に直撃する。 設定 女子高生を至上のものとして崇める女子高生教の教祖山下ホイは宗教団体拡大の為に 美容整形で女子高生の見た目を手に入れ、自らを教祖に後を任された二代目代表と名乗り団体を 順調に拡大していた。だが、とある青年に偶然秘密を知られた為、弟子の工藤サッサと下柳カズと共に ホイサッサーズを結成。秘密を洩らさないために青年を宿敵として狙い続ける事になった。 連合間紛争での活躍 守辺和巳との戦闘を確認。激しい戦闘の最中、突如乱入するホイサッサーズ……煙が晴れるとそこにはボロボロになった敵が残されていた。 続けてネームレス・バトラとの戦闘を確認。熱い戦闘の最中、突如乱入するホイサッサーズ……煙が晴れるとそこにはボロボロになった敵が残されていた。 続けて夢見花卒羽との戦闘を確認。戦場内外から弾丸の飛び交う戦いとなったが、高火力・隙無しの精密な攻撃を重ね敵を撃破。 続けて火吹怪獣ベギラゴンとの戦闘を確認。近接戦による小技の応酬を続け、火力に勝るホイサッサーズの宿敵が競り勝つ。 最後に連合間紛争の覇権を巡り大男が突き刺さった剣との戦闘を確認。ベギラゴン戦を彷彿とさせる近接技の応酬となったこの戦闘も、火力差によってホイサッサーズの宿敵が制す。 戦績は5勝。連合間紛争の覇者と呼ばれる。 キャラメイクへ移動<<|メニューへ移動|>>必殺技と特殊能力へ移動
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『チョコミントカップアイスミルク』 A:女性。26歳。ものぐさ女王様。アイスの食べ方には一家言あり。 B:男性。彼は認めないかもしれないが間違いなくMの素質あり。 A01「ねー、冷蔵庫からアイス持ってきてー」 B01「へいへい」 A02「早くー」 B02「あれ?アイスなんて入ってないぞ」 A03「どこ探してる?」 B03「そりゃアイスなんだから冷凍庫だろ」 A04「違う違う。冷蔵庫の1段目。私溶けかけの軟っこいのが好きだから、さっき移しといたの」 B04「何だそりゃ」 A05「スプーンもー」 B05「へいへい」 A06「ついでにエアコンの設定を27度のドライにしてー」 B06「少しは働け」 A07「ええー、立ったついででしょー」 B07「ものぐさめ。……ところで俺の分のアイスはないの?」 A08「半分こ」 B08「マジで?じゃあスプーンもう1本……」 A09「いいよいいよ、1本あれば。その代わりに食べさせてー。あーん」 B09「うっわ、殴りてえ。超殴りてえ」 A10「早く。疲れる。あーん」 B10「……へいへい」 A11「へへ。んー、おいし。おいしい?」 B11「……まあ」 A12「私の唾液つきチョコミント、おいしい?」 B12「がぁー!」 (※SE BがAの頭を軽く小突く音) A13「痛っ。何さ、叩くことないじゃん」 B13「安心しろ。今のはツッコミだ」 A14「むぅ。アイスおかわり」 B14「あのさあ、常々思ってるんだけど、お前俺のことどんな風に思ってるんだよ」 A15「大好きだよ」 B15「そうじゃなくて」 A16「ありのまま、そのまま、等身大のあなただけを日々見つめていますが、それが何か?」 B16「……あ、いや」 A17「大好きだよっ」 B17「って、それじゃ何か?ありのままの俺はアイス持って来たり食べさせたりする、パシリ キャラってことか!?」 A18「ついでにひとの唾液を飲んで喜ぶヘンタイ」 B18「こ、このヤロウ」 A19「何だよー、やるかー、アイスよこせー」 B19「そっちがその気ならなあー!はい、アイス」 A20「おいしー」 B20「……26」 (※SE Aの心に何かが突き刺さる音) B21「27、28、29、さぁんじゅ……」 (※SE 次々と何かが突き刺さる音) A21「ストーップ!やめろー!今すぐカウントアップをやめろバカー!」 B22「時の流れは無常……痛って」 (※SE Aが割と本気でBの頭を殴る音) A22「やめろっての!」 B23「意外と気にしてるのな」 A23「そりゃ……ううん。だって、もらってくれるでしょ?」 B24「……努力します」 A24「へへ。アイスおかわりー」 B25「あのー、努力しますのでもう少し俺の扱い優しくして……」 A25「やっぱ夏はチョコミントに限るねー」 B26「……へいへい」
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【検索用 ゆうへいせん 登録タグ Cielo/作り手 VOCALOID ゆ 初音ミク 周憂 曲 曲や】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Cielo 作曲:Cielo 編曲:Cielo イラスト:周憂 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『夕平線』(ゆうへいせん) Cielo氏、2作品目。 第6回プロセカNEXT応募楽曲。 歌詞 (動画概要欄より転載) 西の空が赤く染まる 1日の終わりを告げるように つまらないやって 同じ色の日々を歩き続けたんだ そんな僕を傍目に 世界は回っているから 色褪せた風景に石を投げたの 海底に沈む世界に 僕のこの右手を翳したんだ 溢れたものの 名前も知らずに僕はただ 南南西の風を纏って 水平線に霞む世界へ 夜に浮かぶ月を薙ぎ払って 嘲笑っている ような人にはなりたくないんだ 僕だって僕の想いがあるんだ 空に咲いた孤独の花束を 煽っていこうぜ 僕には僕の正義があんだ 夜空に煌めく月のように 誰からも憧れられるような ものじゃないけど 雄大な草原に咲いた 一輪の花のように 明日に咲く夢を今 飾っていこうぜ 夜の風が僕の肌に 鋭く突き刺さる 明日からは自分の手で 未来を拓くのさ 空に浮かぶ三日月は 僕の心を奪うようで 光る一等星 眺めながらため息をついていた あの日の風景を僕は 今でも覚えているかな 下を向いて歩くことしか出来ない 南南西の風を纏って 水平線に霞む世界へ 夜に浮かぶ月を薙ぎ払って 嘲笑っている ような人にはなりたくないんだ 僕だって僕の想いがあるんだ 空に咲いた孤独の花束を 煽っていこうぜ 僕には僕の正義があんだ 夜空に煌めく月のように 誰からも憧れられるような ものじゃないけど 雄大な草原に咲いた 一輪の花のように 明日に咲く夢を今 飾っていこうぜ 夜の風が僕の肌に 鋭く突き刺さる 明日からは自分の手で 未来を拓くのさ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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でっていう ◆/QCahdArko 2021/09/12〜 「GM村建て乙でした!!っていうwww皆さんも乙かれっていうwwwまた遊んでくれっていうwww」 消極的な狼陣営の動きや、共有の霊能COや占い師の潜伏などの正攻法ではない作戦に対して嫌悪感を示すことが多い。 ◆渋谷凛さん「対抗は狂人?でチキンの狼は潜伏という消極戦術なのかな んで私の〇を健気に噛むとか牙付いてんのかよと」 ◆渋谷凛さん「つーか、こういう時に潜伏占い様って嫌いだね お前の『高尚な戦術』が村には伝わらねぇもったいぶって出る占いは 真偽問わずカスやで」 その口の悪さが災いしてか、信用を得られずに負けることも多いものの 終了後に村に当たり散らす事はせず、また遊んでくれと気持ちよく終わらせてくれる。 活躍村紹介 ~ 【モバマス】さやけき花の生命に村 ~ 155389番地 妖狐 ◆渋谷凛さん「ヒヤヒヤもんでしたが勝ちを拾えましたっていうwww」 12人狐有り村。初日占いで狂ー真の1-1となる。 狼からの噛みを避け続けてラスグレに残り、霊能からの完全な信頼も得て、見事生存勝利した。 初日占いの狐はそれだけで有利だが、筆者含め終了後に絶賛しているプレイヤーが多かったため紹介させて頂いた。 ~ 【モバマス】Shine In The Sky☆村 ~ 155391番地 人狼 2日目開始から早々に猫CO。対抗も出て両猫放置で進む。 占いが●3つを見つけGJも発生する苦境の中、狩人を噛み、共有の両猫最終日送り進行により殴り合い。 霊能を騙して見事に真猫吊りを成功させるが、不運にも5割の呪いが飛んで敗れてしまった。 しかし猫ランから呪い勝負にまで持ち込み、大いに盛り上げる活躍だったと言えるだろう。
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今月1日、「俺の股間にバイキルト」の意味不明なキャッチコピーで有名な アフィカスはちまさん(23)が死亡したことが明らかとなった アフィカスはちまさんは今月2日発売の"ドラゴンクエスト10"の ネガティブキャンペーンを行うため北海道の実家の自室で ルーラを唱えたところ、天井に頭部が突き刺さる形で 無事死亡が確認された アフィカスはちまさんの第一発見者となった仁志さんは 「ベギラマやギガデインをアフィカスはちまの金玉にかけたが 金玉が破裂するだけで命を救えなかった」と 息子の死を回避できなかった不甲斐なさからか終始 ニヤニヤしながらコメントをしていた 先月にもアフィカスはちまさんと性的関係があったとされている Jin豚さんが養豚場から逃げ出すためにルーラを唱え養豚場の天井に 頭部を突き刺す形で無事死亡する事件が発生していた アフィカスはちまさん所属のアフィカス連合は「ロバの死が悲しい」 などと悲しんでいるフリをしてPV稼ぎに夢中となっている様子だった
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屋根板に埋もれながら、コルベールは回想していた。 何故、今自分がこうなっているのかを。 「ばいく」の解析の途中だったかな…… 確か「がそりん」という油の入っている樽を覗いて、 次に「えんじん」と呼ばれた動力部を見てみようと決めた直前までは覚えている。 ……それからは、……そうだそうだ。 突然、あの「ばいく」が『ばとるもーど』と声をあげたかと思うと人の姿に形を変え、 馬小屋の天井を突き破っていって飛んでいったのだった。 ああ、私はその時落ちてきた破片によって身動きのとれないこの状態になったのだったな。 しかし有意義な時間だった。 私の研究は決して間違っていないという事がわかったのだ。 あの「がそりん」は「竜の血」と同じように気化させて用いる物だろう。 彼……タクミくんの住む所ではそれと魔法とは違った動力を使い、 恐らく誰もがあの乗り物で道を行き来することができるのだ。 ああ、私の進もうとするその先はすでに「実用化」という道が拓かれているのだ! タクミくん……例え君が何者であろうと私は君の味方だ。 君は私の研究に大きな道しるべを与えてくれたのだか……ンガッ! 遅れて落ちてきた屋根板が脳天を直撃し、コルベールの意識は途切れた。 使い魔の夢 「空を飛ぶゴーレムだって!?」 「しかも何だ、あの鉄砲は!? 滅茶苦茶だ!? 」 「ギーシュのワルキューレに攻撃したということは、あの平民の味方なのか!? 」 空を飛び、銃を連発して放つゴーレム。観客達はそれに釘付けだった。 ルイズは呆気に取られていた。 ギーシュは大きく口をパクパク開けるだけだった。 そんな面々の中で一人、巧は毒づいた。 遅いんだよ、バカ。もう少しでやられるところだったぞ。 多くの人間達が注目しているのも気にもせず、 オートバジンはフォンブラスターの放られた所に降り立ち、これを回収した。 よく見ると右手に併せて何かを持っている。 そのままある程度こちらの方に寄って来たかと思うと、 フォンブラスターとその何かを巧に向かって投げ渡した。 「うぉっと」 巧は危うげに受け取った。 そして、渡されたものを見て絶句した。 ファイズドライバー。 形式番号SB-555B。ファイズスーツを形成するベルト型変身ツール。 ファイズフォンと、ファイズドライバー。 この二つが揃った時のみ、ファイズへの変身は可能となる。 ……何渡してんだよ、お前は。 しかし、マニュアルを熟読した巧には分かっていた。 ファイズスーツはスマートブレインの人工衛星、イーグルサットから転送される事を。 異世界であるハルケギニアには当然そんなものがある筈がない。 ここではもうファイズに変身する事は出来ない。 お前がやれ、お前が。 オートバジンを睨みつける。 それでもオートバジンはただ動こうとせず巧を見つめるだけだった。 視線を交え、根負けした巧は溜息をついた。 チッ、わかったよ、自分の尻は自分で拭けってか。 『Vehlcle Mode』 胸のボタンを押し、オートバジンを元のバイクに戻す。 「バカ、なんてことしてるのよ! 」 ルイズが叫んだ。 「そいつに代わってもらえば良かったじゃない! あんたじゃ、あんたじゃ勝ち目なんて……! 」 もう周りの目なんて気に止めず、涙を流し続けていているだけだった。 「ルイズの言う通りさ、そちらのゴーレム君が相手でも良かったんだよ。僕は」 未だ健在の六体のワルキューレを従えて余裕を取り戻したギーシュが言った。 相変わらずのヤな気障っぷりだ、俺だけなら十分勝てるときたか。ま、実際そうだったけどな。 手の中のファイズギア一式を見つめる。 こうありえない事が続けざまに来てるんだ、もう一つ位何か起こってもいい筈だ。 ファイズドライバーを腰に装着する。 ギーシュに誤解のないよう言っておく。 「違うな。こいつはただ、忘れ物を届けに来てくれただけだ」 スタートアップコード、555をファイズフォンに入力、 聞き慣れた電子音声のアナウンス。 『Standing By』 そうだな、舐められっぱなし、やられっぱなしってのはやっぱ気に食わない。 右手に持ったファイズフォンを天高く揚げ、 「変身!」 声を張り上げて叫ぶ。ファイズフォンをファイズドライバーにセット、 そして、人工衛星のないこの異世界では聞くことの出来ない筈の電子音声が響いた! 『Complete 』 ファイズドライバーが赤いフォトンストリームを形成し、ヴェストリ広場は赤い光で覆われた。 その中から現われたのは…… 「タクミ……」 その体を成型するのはダイヤモンドに限りなく近い硬度を持つソル・メタニウム。 その体を流れる赤いラインは人間の数十倍の力を引き出すフォトンブラッド。 異世界ハルケギニアはトリステインの地に、 闇を切り裂く赤い閃光、ファイズが降臨した。 「き、貴様……、行け、ワルキューレ! 」 ギーシュが驚きながらも薔薇を振り、ワルキューレを突撃させる。 「そういやお前等には散々いじめられたっけなぁ、今度はこっちの番だ! 」 ファイズは手首を振り、ワルキューレを迎え撃つ。 一体の剣を持ったワルキューレが襲い掛かる。 難なく斬撃をよけこちらの左を当てることで、粉々に打ち砕いた。 「ワルキューレが一撃で!? 」 慌てふためくギーシュは一体を護衛に残し、 続けて四体の剣、長槍を持ったワルキューレをファイズに向かわせる。 四体がかりでの攻撃をファイズは跳躍してかわし、バイク形態のオートバジンの所に降り立つ。 『Ready』 左ハンドルにミッションメモリーをセットし、 エナジーハンドルブレード、ファイズエッジを取り出した。 何故か頭にこういった考えが浮かんでいた。 得物を持った方が楽に片をつけられる。当たっていたのかもしれない。 実際、ハンドルを掴んだ途端に、 あのワルキューレ達の動きがスローのように鈍く見えるのだ。 もうこいつ等は俺の敵じゃない。 頭の中の考えが体の運動神経にも伝わったのか、 迫ってくる四体のワルキューレを一瞬の内に寸断することができた。 「な、な、何だ、何がどうなっているんだ!? 」 泣き顔で残された一体のワルキューレにしがみ付くギーシュ。 最早、決闘開始の時の余裕は微塵もない。 まだ一体残ってたのか、面倒くせぇ。 さっさと終わらせるか。 ファイズはファイズエッジを放り投げ、 右足にトーチライト型ポインティングマーカーデバイス ファイズポインターをセットする。 腕時計型コントロールデバイス、ファイズアクセルから アクセルメモリーをファイズドライバーにセット。 『Complete』 胸のフルメタルラングが展開し、 黄色の目が赤色に、赤のフォトンストリ―ムが危険領域の銀色に変わる。 再び周りから驚きの声が揚がるか否やの瞬間、 ファイズはファイズアクセルのスタータースイッチを押した。 『Start Up』 時が止められたかのごとく、ファイズ以外の全ての者が静止する。 ファイズ・アクセルフォーム。 十秒間の間だけ、通常の千倍の速さで動く事ができる超加速形態。 ギーシュの元に駆け出し、軽くワルキューレを蹴って引き離すと 天高く飛び上がり――――――、 ワルキューレを花弁の様に囲むのは、六つある赤色の円錐状の光。 一瞬の時間差から、次々とワルキューレに突き刺さっていく。 『3、2、1、……』 ファイズ・アクセルフォーム必殺のクリムゾンスマッシュ。 その全てがワルキューレに抵抗する間も与えずに炸裂する。 『Time out』 十秒の時が流れ、通常の時間が流れ出す。 その場にいた全ての者が最初に目にしたものは 幾重もの赤い円錐の光が突き刺さって崩れ落ちるワルキューレの姿だった。 勝敗は決した。 『Reformation』 通常のファイズの姿に戻った後、ギーシュに目を向ける。 「ひ、ひぃぃぃぃ! 」 何時の間にか最後のワルキューレが自分の手から離れ、気がつけばやられていた。 この恐怖はどれだけ堪えたのだろうか。 無様に尻餅を付き、股間から尿が漏れていた。 そんな様のギーシュに、ファイズが近づき確認の言葉をかける。 「続けるか? 」 ギーシュは首を振り鼻水交じりの涙声で返した。 「ま、参った」 一瞬ギーシュを睨んだ後、ファイズフォンのリセットボタンをプッシュし、 巧はファイズの変身を解除した。 ホッと一息をつく。 あー、メッチャ疲れた。 けど、これでもうこいつはシエスタに突っかかったりとかしないだろう。 そうだ、シエスタと言えば……、食堂に戻るべく足を向けた。 冷ましたスープ飲むの忘れてた。 さっぱり訳がわからないわ。 とにかくギーシュが敗北し、平民が勝利したいう事だけは飲み込めた 他の観客たちが騒ぎ立てている最中、ルイズだけは未だパニックの中にあった。 あの「ばいく」がゴーレムになってタクミを助けて、 ゴーレムが拾った銃と持っていたベルトをタクミに渡して、 タクミはそのベルトと銃を使って「へんしん」って全身に鎧を纏って、 その鎧を付けたらワルキューレなんてみんなやっつけちゃって、 ギーシュに「参った」って言わせたらどっかに行っちゃって…… その当のギーシュがルイズの元にやってきて、 泣きベソをかいているまま、ルイズに問い掛けた。 「ル、ルイズ、か、彼は一体何者なんだ!? 僕のワルキューレがあ、あんなにあっさり……」 「そんなの、こっちが聞きたいわよ! 」 あ。 そうだ、聞かないといけないじゃない。あいつ、何者なのよ!? あの「ばいく」は何、「へんしん」って何? あの鎧は何? 最後のあれは何? 何が自分は只の洗濯屋でアルバイトをやっていただけ、よ! ご、ご主人様に嘘をついて騙す使い魔なんて! 泣いたり怒ったりとにかく忙しいルイズは巧の後を追いかけた。 ルイズが一人巧を追った後も、ヴェストリ広場は覚めない興奮で湧き上がっていた。 (ふぅん、『ヘンシン』ね……) その場にいたミス・ロングビルが普段することのない 歪んだ笑みを浮かべていることに気付くこともない位に。
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TRPGに触れて、味わっていく所です。(現座未稼働) TRPGに触れて、味わっていく所です。コミュニティのwikiです。 このコミュニティは現在稼働しておりません。
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【妄想属性】最近の議論見て思いついたやつ 【作品名】無限の妄想 【名前】"持っている"人 【説明】このキャラはこのキャラが勝利する為のあらゆる全てを常に持っている。 【備考】妄想スレにおいて防御力は常に発効している。あらゆる全て誕生前だろうがあらゆる全て誕生より無限に前だろうが、防御力は常に発効している。このキャラの「常に持っている」は防御力が常に発効しているのと同じ様に常に持っている(常に発効している)。つまり、あらゆる全て誕生前だろうがあらゆる全て誕生より無限に前だろうがその時にも持っているという事である。 【長所】常に持っている 【短所】特に無し 0046◆z1qWXXpLbtDS 2024/02/23(金) 12 23 43.68ID NK4NGs8D "持っている"人 考察 俺の考えでは、書いてある系なら防御力と同じ様に常時攻撃力を発効させることぐらい容易、その攻撃力が発効してないあらゆる全て誕生前には同じ様に防御力も発効していないという解釈。 書いてある系より強いは書いてある系が書き込める階層のテンプレの記述によって得た力ではないからその縛りを受けずいくらでも前から発行できる。 なので、このキャラも同じ様に防御力が発効している時には攻撃力も発効していなければならないと考えるべきか。 そうすると素早さが書いてある系より強いの防御力すら発効する前より後ぐらいまですっ飛ぶ。スレの仕様を逆手にとった素早さ 相手が書いてある系より強いだったら勝てない。あらゆる全て誕生前書いてある系のHave Allから上がってみる。 〇Have All Have Allはあらゆる全て誕生前・自テンプレ誕生前行動が可能だが素の防御力レベルで常時発揮できるとまでは書かれてないか。 〇強化版書いてある 先手を取って勝利 〇表現する少女 先手を取って勝利 〇うんこで全てをぶち壊した俺 コンバット化が必要なので先手を取れれば勝てる 〇高学歴マック店員 行動前にテンプレ破壊すれば勝てる気がする 〇バコン あらゆる全て誕生前×あらゆる全てだろうと素の防御力は有効か。だったら先手を取って勝てる ×"世界" 硬い。強い。先手を取っても勝てない。 〇en na cyurio re chyet 選別され、淘汰されるべきではない やはり先手でテンプレ破壊されたら勝てない気がするんだよな ×俺たち無敵のDチーム あらゆる全て誕生前+書いてある級素早さは厳しいんじゃないかな ×おちんちん 有利解釈で、書いてある能力が常時有効であるとみなす。有利解釈でおちんちんの勝ち ×範馬勇次郎 攻防が高い。 en na cyurio re chyet 選別され、淘汰されるべきではない>"持っている"人>"世界"
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505 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/24(日) 13 23 03.36 ID m6Gfnzwz0 20XX年。世界はHKOK症候群に包まれた それというのもロリ好き変態博士が作ったウィルスの所為である 「わ!女の子になってる」 「おにいちゃーん………あれ…おねえちゃん?」 「あらおはよ…あ、貴方誰ですか!」 「……若いわね、私」 「朝起きたら女の子になってしまっていた。そんな気持ちを歌にしました…」 「ハァ…いいわぁ……もっと突きあギィィ!体…ちっちゃ…!やめ!いたぃい!」 「お前誰?え?俺?ああ俺はさぁ…え?俺も外見違うの?」 「はうぅぅ!お持ち帰りぃ!…と、あり、私もお持ち帰りぃ?」 ハカセ「はははははははははははははははははは!笑いが止まらんわ!コレで私以外の人間は!」 ジョシュ「博士ぇ!なんでこんな体になってるんですかぁ!私~」 ハカセ「ふはははは!私の開発したウィルスにより私以外の人間はみな女の子になr ウグァァァ!」 ジョシュ「ど、どうしましたかぁ!?」 ジョシュ「………博士……死んじゃったぁ…どうしよ…」 こうして世界は滅びていく保守
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841 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 18 49 39 ID SQxqzpns 「……考えとくよ」 それだけ言って――僕は如月更紗のベッドから離れた。彼女の生腕が名残惜しそうに離れる。 別に、一緒に帰ることが嫌なわけではない。 神無士乃との約束を破るのが嫌なわけでもない。 如月更紗を、嫌いなわけでもない。 それが、問題なのだ。 そう――僕はもう気付いている。ここ数日のやり取りの中で、気付かずにはいられなくなっている。 神無士乃に対してそう思ったように――如月更紗にもまた、ある種の居心地のよさを感じていることに。 一緒にいると疲れる。それには変わりはない。 けれど―― 一緒にいて、楽しいのも、また事実だ。 偽ることのできない――事実だ。 だから、怖い。 楽しくて、楽しくて、楽しすぎて――姉さんのことを、忘れてしまうのが、怖い。 深く情を入れてはいけない。 自分にとって、何が一番なのか、忘れるな。 何を最も優先すべきなのか、忘れるな。 お前は――姉さんが、好きなんだろう。 お前は――姉さんの、仇が取りたいのだろう。 なら、それを一番に考えろ。 死んでいる姉さんと、生きている神無士乃や如月更紗を天秤にかけて。 いない君と、いる誰かを秤にかけて。 迷わずに――姉さんを選べなければ、ならない。 迷っては、いけない。 「なあ如月更紗」 僕はベッドを離れ、保健室のベッドを囲む白いカーテンに手をかけながら、如月更紗に話しかけた。 如月更紗は「ん?」と、枕の上で器用に首を傾げてみせた。何かを心待ちにするような、楽しそうな 表情。 そんな如月更紗に、僕は尋ねる。 「お前――いつから僕のこと好きなんだよ?」 どうして、と聞くべきだったのかもしれない。 けれど、直接的に聞くのが何となく恥かしくて、そう訊ねた。 如月更紗は―― 「ああ、ああ、そんなことか」 応えて。 微笑みながら、僕の問いに、楽しそうに答えたのだった。 「勿論秘密だよ。秘密だけれども――夜にベッドの上で教えてあげなくもないわよ」 「そういう物言いが胡散臭いんだよなあ……」 答えを期待していたわけではないけれど、こうもはぐらかされるといい気分ではない。 まあ、夜を期待しておこう。 ひょっとしたらひょっとすると、何かの気まぐれで、如月更紗自身のことを話してくれるかもしれないから。 「それじゃあ――またな」 「また、ね」 挨拶をして、僕は如月更紗と別れて保健室を出る。 また、という約束は――果たされることは、なかったけれど。 842 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 19 16 57 ID SQxqzpns 太陽が遠い。 夜も夕方もまだ遠い。真昼の太陽は、かなりの高さにあって手が届きそうにもなかった。季節柄暑いけれ ど、我慢できないほどでもない。坂道の下から吹いてくる風が制服の下に入り込んで気持ちが良かった。 誰もいない坂道を下るのは、かなり気分がいい。 「皆がサボりたがる気持ちも少し分かるな……」 独り言を呟くが、独り言を聞く人がいないというのは、中々いいものだった。教室で独り言をぶつ ぶつと呟けば変人だが、ここでは聞く人は誰もいない。坂道をのんびりと歩いているのは僕だけだっ た。いつもならば蟻のように行き来している中学生や高校生も、今は一人だっていやしない。 どことなく、静かな気がした。 遠くからは車の走る音や、町の声が聞こえてくる。背後にある学校からは、グラウンドの歓声が聞 こえてくる。それでも、周りには音がないように思えた。 近くに、何もないからだ。 全てが遠い――別のセカイでの、音だった。 「たまにはこんな静かなのも悪くないよな……」 いつも、賑やかだから。 登下校は、神無士乃が一緒だから。 最近は、とくに賑やかだから。 学校や家に、如月更紗がいるから。 こんなに静かなのは――姉さんといるときくらいだ。 「どこにも行きたくねえなあ……」 そんな、不健全のような、不健康のような台詞を吐きながら、 僕は歩く。 家へと、歩く。 三十分ほど歩いて家まで辿り着く。郊外まで来ると、静けさはより一層深くなっていた。住宅街に 存在するせいで、道路からの音が聞こえずらい。学校の声も聞こえない。夕方になればそこそこ賑わ うが、この時間に家にいるのは、暇を持て余している専業主婦くらいだろう。 あるいは、家から出ることのできない事情を持つ者だけだ。 姉さんもその一例だよな――そんなことを思いながら、胸ポケットから鍵を取り出して扉を開ける。 ノブをひねると、鍵がしまっていた。 「…………」 あれ――おかしい。 もう一度鍵を差し込んで、ノブを回す。今度は抵抗なく扉が開いた。無人の玄関が、いつも通りの玄関が 目の前に広がる。 「…………」 843 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 19 17 41 ID SQxqzpns 鍵が壊れていたのではない。 最初から――開いていたのだろう。 扉の鍵が、開いていた。 「…………」 可能性は二つ。 閉め忘れたか、誰かが開けたかだ。 前者はいかにもありえそうだった。今朝はどたばたとしていたから、閉め忘れていてもおかしくはない。実際、きちんと 閉めたかどうか、記憶は曖昧だった。神無士乃や如月更紗にかき乱された朝だ、鍵を閉め忘れていてもおかしくはない。 おかしくは無いが、違和感がある。 そんなはずはないと、頭のどこかで警鐘が鳴る。 後者の可能性について考えてみる。家の中にいる人間が扉を開けた、というもの。 それは、あり得ない。 家の中には確かに姉さんがいるけれど――姉さんは、物理的にはもう何もできない。 なら。 家の外にいる人間が、扉の鍵を開けて、中に入ったことになる。 「…………」 考えられる可能性を更に考える。こういうことをしそうなのは、間違いなく如月更紗だ。僕らが家を出た後で、 タイミングを見計らって如月更紗がこの家に侵入、トランクケースを置いて学校へ向かった――そう考えれば辻褄 はあう。如月更紗は既に一度ピッキングを行っているから、実行することは可能だ。 可能なだけだ。 辻褄があうだけだ。 何かが――何か、嫌な予感がする。 蟲のしらせ、なのかもしれない。 ――これ以上考えても、答えはでない。 考えすぎかもしれない――そんな甘い考えを捨て切れなかったが、それでも念のために、 足音を殺して家へと上がる。なぜ足音を殺すのか、考えもしなかった。 静かに、静かに。 家へと入って。 居間への扉を開けて―― 居間では。 「雨に――唄えば――」 見知らぬ男が、小声で歌を口ずさんでいた。 844 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 19 59 37 ID SQxqzpns 「――誰だ、お前」 思わず、言葉が口を割って出てきた。 見たことのない男だった。 見たことも聞いたことも無い男だった。 上から下まで黒一色の服装。暑さを感じないのか、長袖に黒の靴下まではいているせいで、首から上まで しか肌色が見えない。怪我でもしているのか、松葉杖を使っていた。 男が見ていたのは、居間に飾ってある、何の変哲もない写真たてだ。 姉さんの写真を――男は、見ていた。 男は、唄うことを止めることもなく、写真を見るのもやめようとしなかった。僕がきたのを、まったく意に介して いなかった。まるでそこが自分の居場所であるかのようにくつろいでいる。 ここは。 この家は、僕と姉さんの場所だというのに―― 「――誰だお前は!」 今度こそ、意志を持って怒鳴った。怒鳴られて初めて気付いたように、男はゆっくりと、振り向く。 優男にしか見えなかった。 不法侵入をするような男には見えなかった。どこにでもいる男にしか見えなかった。 ただ一点。 姉さんのように。 如月更紗のように。 変質した神無士乃のように。 あるいはそれ以上に――暗く暗く暗く暗い、何処までも沈むような、黒い瞳だった。 黒い意志を持つ、瞳だった。 「……ああ」 男は僕を見て、興味なさげにいう。 「君が弟か」 「…………!」 その言葉に、感情が沸騰しそうになる。 弟。 それは僕を主体にとらえた言葉ではなく――あくまでも、姉さんを主とした場合の呼び名だ。 つまり、こいつは、姉さんの知り合いで―― 「お前は――誰だ」 僕は三度、如月更紗に対してそうしたように、誰だと、男に尋ねる。 姉さんは、学校に知り合いなどいなかった。まともな友人などいなかった。 まともでない知り合いが、まともでない方法でここにいる。 それは、つまり。 この男は―― 男は、惑うこともなく、淡々と応える。 「特に誰でもないよ――先輩から貰ったウサギの名は、後輩に譲ってしまった」 ウサギ。 先輩。 後輩。 ウサギ。 三月ウサギ―― 「――お前か!」 頭の中で幾つもの単語が浮かび上がり、一瞬でくもの巣のように繋がっていく。家にいた男、姉さんのことを知っている男、 ウサギ、譲られたウサギ、譲られたものを譲ったウサギ、三月ウサギの次。 五月生まれの三月ウサギ! こいつが――姉さんを殺した男! 奇妙な確信を持って僕は松葉杖をつく男へと飛び掛り、 845 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 20 28 47 ID SQxqzpns 「あら、駄目ですよ」 後ろからかかる声と共に――止められた。 無理矢理に、脚を止められた。 止めざるを得なかった。 横薙ぎに脚を包丁で切られれば、誰だって足を止めるだろう。 右足から感覚が消え、うまく走ることができずに右半身から床に倒れこむ。受身を取ることすら できなかった。どうにか手をついて頭を床にぶつけるのだけは防ぐ。 遅れて――痛みがくる。 脚に、痛みが。 痛い。 それ以上に――熱い。脚が熱い。熱いのに、冷えていく。 脚から血が、抜けていく。 「兄さんに乱暴しようなんて――私が許しません」 上から声がする。さっき後ろで聞こえていた声が、今度は上から聞こえてくる。高い、女の子の声。 聞いたことのない声は、笑っている。 楽しそうに、笑っている。 「兄さんに触れるなんてとんでもない。触れていいのは、私だけです」 笑い声が近づいてくる。同時に、きぃ、きぃと車輪の音が聞こえる。 何の音だ――疑問に思いながら、力を振り絞って、身体を仰向けに戻す。 車椅子に乗り、血に濡れた包丁を手にした少女が、楽しそうに笑っていた。 「男の方も、女の方も、関係ありません。兄さんの側にいていいのは私だけです。 私は兄さんだけのもので、兄さんは、私だけのものです。 そうでしょう――兄さん?」 最後の言葉は、僕ではなく、松葉杖をついた男に向けられたものだった。 男は、目の前で起きた惨劇に眉一つ動かすことなく、退屈そうに答える。 「お前が言うなら、そうなんだろ」 「ええ、その通りです。だから――貴方は、邪魔者です」 退屈そうな男と対照的に、少女はどこまでも楽しそうだった。 おかしそうに、笑っている。 犯しそうに――笑っている。 「お前、は……」 脚の傷を手で押さえる。ぬるりと、血に濡れる感触がする。それでも血が止まらない。フローリングの床に、血が だくだくと、だくだくだくと広がっていく。的確に、これ以上ないくらいに正確に動脈を切られたのだろう。 急いで手当てをしないと、間違いなく死ぬ。 いや、手当てをしても怪しい――そして、それ以上に。 目の前の少女が、それを許すようには見えなかった。 「ごめんなさい。ここは貴方の家なんでしょうけど……今は、私と兄さんのための世界なんです」 くすくすと、車椅子の少女は笑う。血塗れの包丁にはそぐわない、純粋無垢な笑みだった。 少女は笑う。 男は笑わない。 僕は―― 「は、はは」 僕は、笑った。 「はははははははははははははははははははははははははは!」 笑うしかなかった。 なんだ――これは。 一体なんで、こんなことになっている。理不尽だ。曖昧だ。唐突すぎる。伏線も前ぶれも何もなく、理由も意味もなく、 ――僕は、殺されるのか。 姉さんを殺した奴にですらなく。 その妹に――邪魔だという、それだけの理由で、死ぬのか。 馬鹿げている。 狂っている。 どいつもこいつも――狂ってやがる。 「はははははははははははははははははははははははは!」 僕は笑い、笑い、笑って、 「煩い」 喉に包丁が突き刺さって――それ以上、笑うことはできなかった。 847 :いない君といる誰か ◆msUmpMmFSs [sage] :2007/01/29(月) 20 43 59 ID SQxqzpns 少女の投げた包丁は――まっすぐに、僕の喉へと突き刺さっていた。 惑いも迷いもない、微塵の躊躇もない、真っ直ぐな一撃だった。 刺さってから、初めて投げられたことが気付くほどに。 つまりは、何をしようが、手遅れだったのだろう。 「兄さんと、私の、邪魔をしないでください」 少女が憮然とした声でいう。人を殺したばかりとは思えない、可愛らしい嫉妬めいた声だった。 態度と――やっていることが、一致していない。 それとも。 これが、彼女にとっての、日常なんだろうか。 邪魔なものを、残らず排除するのが。 「兄さんも兄さんです。こんな所、こなければいいでしょう? 二人だけでいいじゃないですか」 「思い出めぐりをしたかっただけだよ。またしばらくここから離れるんだから」 「私は――兄さんがいれば、思い出も何もいりません」 「そうかい」 兄妹の会話が、遠くで聞こえる。 彼らが遠くに行ったんじゃない――僕の意識が、遠ざかっていく。 喉に刺さった包丁を、抜く力もない。脚を押さえていた手から力が抜ける。 力が、抜ける。 血が、抜ける。 命が――抜ける。 抜け落ちる。 「…………あ、」 暗くなる視界の中で。 男も少女も見えなくなっていく視界の中で。 姉さんが、笑っているのが見えた。 ああ――姉さんが笑っている。 僕も、それだけで十分だ。 十分、なんだ。 姉さん。 僕も、今。 ――そっちにいくよ。 《TYPE・C BAD END》